
地球温暖化
第7回
(図10)過去35万年間の気温、二酸化炭素濃度、メタン濃度の推移を示す。
3者は明瞭な相関を示しているが、一般にいわれているように二酸化炭素濃度が原因で、気温がその結果であると考える論理的根拠はない。実際には気温の変化に二酸化炭素濃度、メタン濃度が追随しているように思われ、そうであれば気温が原因で二酸化炭素濃度の変化はその結果に過ぎないことになる。このことは次のグラフ(図11)によってより明瞭となる。
(図11)過去半世紀の気温、二酸化炭素濃度の推移。(Keeling et al., 1989)
気温が低下して概ね1年後に二酸化炭素濃度が減少し、気温が上昇して約1年後に二酸化炭素濃度が増大している様子が見て取れる。すなわち明らかに気温の変化の後に二酸化炭素濃度が追随して変化している。このことは二酸化炭素の増大が原因となって気温が上昇するのではなく、気温の上昇が原因となって、(図9のヘンリーの法則により)その単なる結果として二酸化炭素濃度の増大が生じていることを強く示唆する。
このことは次に示す近年の二酸化炭素濃度の変動に関する測定結果から、明確となる。
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