大岩 広和

大岩 広和
がんばった生徒が成果を出せる校舎を目指す

大岩 広和小中第5地区長・ena北千住校長

新卒として入社してから現在までの経歴をお聞かせください

新卒として入社した1年目は、当社の本校である「ena国立」に文系科目の専任教師として勤務し、翌年3月からは、その隣駅の既存校「ena西国分寺」の校長に就任しました。
そこで生徒数・合格者数を向上させた実績が認められ、同年11月に新規開校した「ena北千住」の校長を任されることになりました。翌年3月までは、西国分寺校との兼務になった形です。
北千住校はもちろん生徒数ゼロからの立ち上げでしたが、同時期に新規開校した14校のうち、トップの生徒数・売上実績を上げることができました。
そして4年目からは、北千住校と近隣の校舎を合わせた6校を統括するブロック長という役職に就き、
5年目からは、さらに4ブロックを統括する地区長に挑戦させていただいています。

生徒数ゼロからのスタートというのは、実際にどのように生徒を増やすのですか

IMG_5482従来のenaの地盤である東京西部と異なり、こちらの東部地域では新参で、大手進学塾としての知名度がまだ高くありません。
開校準備段階では、本部によるチラシ配布等の展開が行われますが、私自身の取り組みとしては、まず無料の冬期講習に参加してくれた子どもたちに授業を満足してもらい入塾していただくことで生徒を増やしていきました。
新しく入ってきた生徒たちには、その日の授業で必ず何かしらの知識を身につけてから、帰宅させるということにこだわり、自分の成長を感じてもらえるように努めています。
それを保護者の方にも電話報告し、安心していただくことが北千住校の評判を高め、口コミや紹介での拡がりを得ることができたと思います。
さらに生徒たちにも、より充実した授業のために友達を北千住校に誘ってもらうなど、いわば「授業の場こそが営業機会である」という考え方で取り組んでいます。

この地域にはどのような特色がありますか

国立校や西国分寺校のような西部と比べると、進学ニーズとしては公立志望が多いですね。私立と都立の両方を視野に入れるというより、はじめから都立に絞って受験するという傾向です。
また兄弟や親戚で誘い合い、一緒に塾に通う生徒が多いことも地域的な特色として挙げられます。
校舎は活気あるアーケード商店街の端にあるのですが、下町的な人と人のつながりの強さが感じられますね。

北千住校ならではの学習環境づくりや進学指導のスタンスとして打ち出しているものはありますか

学習環境については、先に述べました地域の下町らしさを尊重し、地元への馴染みを意識したアットホーム感を大切にしています。そこが保護者の方の安心感にもつながりますし、生徒たちにもカチッとした塾でなく、もう一つの家として親しんでもらえる雰囲気づくりを心がけています。
授業は、小学部が16時50分から19時20分まで、中学部が19時30分から21時30分までとなっていますが、自習も含めて長く過ごし、校内で食事をとる生徒もいますので、きちんと食事時間を決めてメリハリを付けつつ、教師に気軽に質問できるようなリラックスした学習環境を提供しています。

進学指導において重視しているのは、生徒たちの目線を上げ、目標を諦めさせないことです。無理なく合格できそうな安全な志望校を設定すると、挑戦すべきハードルがその高さになってしまうので、私たちはその生徒の目線をもっと上げさせて、力を引き出し、1ランク・2ランク上の合格へと導いていく方針です。
そうした指導を行うには、生徒一人ひとりの個性や考えを把握するための意思疎通が不可欠ですし、さらに保護者の方が志望校を諦めないということも極めて重要なので、普段からのコミュニケーションに加え、面談にも力を入れています。

ご自身の教育方針をお聞かせください

私自身は、基礎基本にこだわることを教育方針としています。かつて指導した生徒が、受験結果を得点開示で検証した結果、わずか1点の差で合否ラインを超えることができなかったという経験があり、ピリオドのうち忘れや大文字・小文字の違いなどの些細なミスでも、生徒の進路を左右する後悔につながることを痛感しました。これを反省して北千住校での教育は、細かな基礎基本を完全に身につけることを徹底しています。

また、学究社は「人間的教育の実践」を経営理念に掲げていますが、私はこれに教育者として共感するとともに、北千住校における重要方針の一つとして位置付けています。というのは、都立中・都立高ともに合格に際しては報告書点・内申点が重視されるため、学校でのしっかりとした日常生活が求められるのです。そうした観点から、私たちは科目だけでなく、後片付け・清掃、マナーや礼儀作法など生活面もきちんと指導しています。
私はこれらの教育方針を北千住校の教師陣と共有し、担当するブロック内の各校舎でも実践しています。

今後の目標をお聞かせください

開校当時から通ってくれている在校生が着実に実力をつけ、学校での成績を上げていますし、初年度で志望中学に合格せず、高校受験でのリベンジに挑む生徒も、引き続き中学部に通い、テストで上位成績を収めています。
その様子を見ていると、目標を諦めさせないことが本当に大切だと思います。がんばった生徒が成果を出せる校舎をめざし、さらに多くの志望校合格者を出していくことが今後の目標です。