梅谷 泰弘

梅谷 泰弘
現地の日本人学校より頼りになるといってもらえる

梅谷 泰弘GAKKYUSHA U.S.A社長

Q:入社のきっかけを教えてください。

梅谷 泰弘大学4年の頃、この先どうしようか迷っていた時に、当時ena国立校の算数教師をしていた大学の先輩に「先生を探しているんだが、お前やらないか」とお誘いをいただきました。なんとなく「面白そうかな」と安易な気持ちで入社をしました。その後、国内校舎の校長を5年程務め、1987年にまだできて間もないニューヨーク校へ赴任しました。そこで校長職に就き、グリニッジ校の開校などにも携わりました。

Q:今の仕事を教えてください。

梅谷 泰弘学究社の子会社である学究社USAと学究社UKの経営全般が今の仕事です。若い頃は会社への不満を言ったり、上司に楯突くこともしばしばありましたが(笑)、
現在の職に就いてからは変わりましたね。逆に社員には難しい注文ばかり出して苦労をかけています。すべて自分に責任があるので、厳しい仕事ではありますが、いつか学院長とお話しした「GAKKYUSHA USA&UK as an excellent company」を目指して、日々努力しています。

Q:海外校の面白さはどんなところにありますか?

海外校の生徒さんは、日本の生徒さんに比べると精神年齢の幼い子たちが多いのですが、その分とても素直で授業がやりやすいですね。生徒さんや親御さんにとっては、塾だけが日本の教育を受けることができる場なので、大変頼りにされます。日本の校舎より、はるかに親御さんと関わる機会も多いですよ。海外に来てから、「塾教師は社会的に意義のあるすばらしい仕事だ」とさらに強く感じながら仕事ができています。

Q:海外での生活について教えてください。

梅谷 泰弘私自身は「海外で暮らしたい、働きたい」という気持ちがあったわけではなかったので、当初は日々の生活で戸惑うことや、腹が立つこともありましたが(笑)、住めば都!アメリカならではの良い部分もたくさんあって、気がつけばアメリカでの生活も17年になりました。しかし、海外から見ると「日本は本当にいい国だな」と思うことはしばしばありますね。

Q:どんな人物に海外で活躍してほしいですか?

梅谷 泰弘忍耐力のある人。海外での生活に順応するためということもありますが、私たちの仕事は『いかに辛抱強く子ども達と向き合えるか』が重要です。加えて、チャレンジ精神が旺盛で、仕事を取り合ったり、競争できるような人がいいですね!こういう人は、海外でもきっと活躍できると思います。